公認心理師の試験が2020年12月20日にあった
第3回公認心理師の試験が12月20日にあり、受験をして来た。コロナの影響もあり、本来は今年の6月に試験が行われる予定だったが、延び延びになっていた。
心理師としてすでに働いている方々は、1回目2回目の開催で大体取得されているようで、今回受験されたのは、現任のG区分で受けられた方が多かったようだ。小生も同じくG区分での受験である。昨年末に開かれた4日間の講習にて、受験資格を獲得した。窮屈な会場に4日間缶詰になって講習を受けた。講習会の参加費用についてもそれなりな金額であった。
そういった時間的金銭的負担がかかっている手前、試験への意気込みもそこそこあった。参考書を購入し、過去問を解き、着々と準備をして来たつもりではあった。
しかし、現実は厳しく、非常に手応えのない結果になってしまったように思う。反省点を踏まえて、公認心理師試験の所感を述べたい。
問題の傾向について
問題の傾向については1回目と2回目とそんなに変わらないものなのだと思う。例年どおり前半は選択式の問題、後半は選択式の事例問題となっていた。
出題の範囲が膨大なため、一から勉強を始めると相当な時間がかかると思われる。しかし、G区分で受験している方々はすでに何かしらの分野で活躍されている専門職の方がほとんどだ。そのため、現職の専門分野の問題が出れば、勉強をしていなくても問題に正解できる構成となっている。また、事例についても、現職の方であれば常識的に考えれば回答できるような事例となっている。
今回受験して感じたポイントとしては、
- 統計と分析
- 人名とその人が何をやったか
- 検査法とその詳細
以上この3点に留意して学習することが必要だったと実感した。いずれも広く浅い知識ではダメで、深く内容を理解していないと解けないような構成になっていた。
事例についても、検査法の内容を理解していないと回答できない問題が複数あった。また、購入した参考書の影響もあってなのか、試験で初めて目にする用語も多く、一切の手掛かりなく、ヤマカンで選択肢を選ばなければいけないこともあった。検査等を実施している現認の心理師に配慮した問題構成、ということなのだろうか。
試験の結果は残念であったが、収穫は多かった。コロナの影響次第ではあるが、このまま行けば来年もどこかで第4回目の試験が開催される可能性が高い。
G区分のチャンスはあと2回。深く理解しなければいけないところについて、準備をしていきたい。
タカシ
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