ゼルダ無双厄災の黙示録を購入して、しばらくプレイしたので、感想を述べたい。ちなみに10時間くらいプレイをして、第4章まで進んでいる。毎日ゆっくり1〜2時間プレイをしているので、進み方としては遅い方だろう。
前作との違いについて
本作ゼルダ無双は、前作のゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの続編的な扱いであるが、そもそものゲームのジャンルが違う。前作のゼルダの伝説ブレスオブワイルド(以下BOW)はオープンワールドの世界を駆け回るアクションアドベンチャーだったのに対し、ゼルダ無双は、タイトルの通り、『無双』ゲームである。
前作のBOWは非常に自由なゲーム性であった。しかし、無双ゲーとなった今作、BOWを熱中してプレイしたことのある人は戸惑う場面が多いように思う。
まず、ジャンルが違うので仕方のないことだが、山を登ったり、海を泳いで遠くまで旅をする、といったBOWの魅力であった自由な世界観はもちろんない。ステージごとに箱庭のようなエリアにぶち込まれ、密集した敵をなぎ倒す、そういったゲーム性になっている。
ゼルダ無双のいい点
BOWが名作だっただけに、レビュー等では辛辣な感想が多い。しかし、ゼルダ無双にだって良い点はたくさんあるので、個人的な主観でいくつか挙げていきたい。
操作が簡単
操作が比較的簡単なので、少しプレイしただけで、サクサク敵を倒していける。前作のBOWでは操作に慣れるまで、大変だった。今作のゼルダ無双に関しては、よく言えば操作が簡単、悪く言えば連打ゲー、となっている。
操作が簡単だから、ゲームの難易度も簡単なのかと言ったらそうでもなく、程よい難易度となっている。連打ゲーなのだが、ただ連打するだけではボスを倒せない、絶妙な難易度と成っている。
2人プレイが楽しい
今作ゼルダ無双は2人プレイが可能となっている。協力してプレイすることで、物凄いスピードで敵が倒せる。味方コンピューターの攻撃は、敵に対してとても優しい攻撃なので、人間の操作になっただけで物凄い火力が上がる。
良い意味で連打ゲーなので、2人プレイなら小さいお子さんでも楽しくプレイできる。筆者も6歳の息子と2人プレイをしているが、息子が適当に連打するだけでも十分な火力になっている。
ストーリームービーが多い
前作のBOWの100年前の話となっている今回のゼルダ無双。BOWにつながるストーリーが展開されるので、前作BOWをプレイしていた人にはたまらない。要所要所にムービーが流れるので、ムービーを見ているだけでも楽しい。
展開のネタバレを見てしまったが、BOWの世界に完全に繋がるわけではないらしい。BOWの世界につながるのであれば、それはバッドエンドなわけで、どうやらそうはならない様だ。未来からきたトランクス的なノリのようだ。
ゼルダ無双の悪い点
ゼルダ無双の良い点を挙げたからには、いくつか悪い点も挙げておく。
無双ゲーだ
これを言ってしまえば元も子もないのだが、前作のBOWから今作のゼルダ無双になり、なんか違う感を抱いた方は多いと思う。筆者も広大なオープンワールドを駆け巡ってこそのゼル伝、という意識があっただけに、狭い箱庭にぶち込まれな窮屈な感じには違和感を覚えた。
無双ゲーはPS2の初代三國無双以来だと思う。無双ゲーというジャンルはとても面白いと思うが、前作のBOWの看板を背負っていただけに、その差に戸惑うのは仕方ない。
ボス達が硬い
雑魚と強敵の区別がしっかりされているので、雑魚的は幾らいても問題ないのだが、中ボス等の強敵になると、雑魚がバタバタ死んでくような攻撃をいくら当てても体力が減らない。
ボスを倒すには、ただ殴るだけではダメで、アイテムを使って動きを止めたり、寸前で敵の攻撃を避けてラッシュ攻撃を行ったり、ウィークゲージを減らしてスマッシュ攻撃をして大ダメージを与える等して倒していく。
この辺のバランスがとても良いので、単純な連打ゲーにならないのは良いと思った。しかし、雑魚をなぎ倒す通常攻撃が蚊ほども効かないので、その辺がどうか。
ロードが長い
うちのニンテンドースイッチがおかしいのかもしれないが、ステージを選んだ後のロード画面がストレスを感じるくらいに長い。データダウンロード版だとそこまでではないのかもしれない。
まとめ
前作BOWの続編ということで、期待値がものすごく高かったため、がっかりするポイントも少し気になってしまったが、ゼルダ無双自体はとても面白いゲームだと思う。
フレームレートの問題も批評には多いが、筆者はあまり気にならなかった。敵が多いところだと多少画面がカクツクが、そこまで気にならない。
クリアまでコツコツと頑張ろうと思う。
また、ゼルダ無双をプレイしてみて、改めてブレスオブワイルドの凄さを感じた。同じようなオープンワールドの続編を期待している。
タカシ
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