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ゲームのこと 食レポ

東京競馬場は最高のグルメスポット

人間生きていると嫌なことがままある。

自分はそんな気持ちになった時、自然と東京競馬場に足が向かう。

東京競馬場は日々の鬱々とした気持ちを吹き飛ばしてくれる、そんな場所だ。

東京競馬場は色々な楽しみ方ができるが、自分流の発散方法はグルメを楽しむこと

もちろん正攻法に馬券を楽しむのもアリなのだが、馬券が全く当たらなかった時はさらに気分が落ち込むので良くない。

グルメを楽しむついでに馬券も少し買う、そして当たればラッキー、といった感じだ。あくまでもグルメを楽しむのがメイン。

東京競馬場にはたくさんのグルメスポットがある

新型コロナウイルス感染症のため、以前よりもやっている店が少なかったのだが、コロナも一旦落ち着いたことで、以前と同じようなフルオープンに近い状態でグルメスポットが営業再開となっている。

そんなわけで朝飯抜きでノコノコと東京競馬場にやってきた。

最高の競馬日和

快晴の東京競馬場

来たる2022年11月13日、天気は快晴で、そこまで寒くない。最高の競馬日和だ。

土曜日の東京競馬場は比較的空いている。東京競馬場で重賞が開催されるが、当日でも指定席を予約することができた。

予約した指定席に向かう前に、早速本日のメインイベントにしゃれ込む。

東京競馬場 鰻の神田川

ずっと行きたかったが、なかなか行くことができなかった、鰻の神田川である。

神田川はコロナでずっと休業中であったこともあり、久しぶりの営業となっている。

また、これまでなかなか食べに行くことができなかった理由として、結構高価であるためなかなか踏ん切りがつかなかった。

東京競馬場には低価格で楽しめるグルメがたくさんあるので、わざわざ高い鰻を食べよう、とはならないのだ。

不思議なことにメインのレースに三千円投票することは抵抗がないのだが、三千円の鰻重を頼むのは勇気がいる。

大きな馬券を当てることができれば、よしいこう、となるのだろうが、自分にはその機会が全くなかった。

なので、今回は東京競馬場の神田川で鰻を食べる、というつもりで東京競馬場に来たわけだ。

東京競馬場レストランフロア

レストラン街は上の方にある。コロナ禍では閉鎖されていたので、活気が戻って嬉しい。

東京競馬場 神田川

さて、神田川にやってきた。流石の佇まいである。

なるほど、はじめにレジで注文を取る形式か。

何にしようか迷った挙句、ノーマルな鰻重を注文した。

三千円の特鰻重にするつもりだったが、寸前で日和ってしまった。

まあうなぎの量が違うだけで味は同じだろう。

店内は昼食には早い時間だったこともあってか空いている。

店内にはレース映像を放映するモニターがあり、そのモニターが見える位置の席が人気なようだ。

席に座って一息つくと、すぐに鰻重が出てきた。吉野家の牛丼並みに出てくるスピードが速い。

神田川 うなぎ

おそらくはすぐに出せるように準備しているのだろう。

鰻重とお新香というシンプルなセット内容。

神田川 うなぎ

蓋を開けると綺麗な鰻の蒲焼が鎮座している。山椒の小袋が付いているのでそれをかけていただく。

まあ旨くないワケがない。普通に美味しい。

神田川 うなぎ

ありきたりの感想を述べると、柔らかくて小骨がなくて臭みがない。いわゆる美味しい鰻だ。

しかしなんだろう、美味しいけれどそこまで感動はない。むしろお新香が予想以上に美味しくて感動した。お新香の白菜がとっても美味しい。

丁度いい塩加減、完璧なお新香だ。

ご飯は少し柔らかめ。ご飯は1cmくらいの厚さだったので、ペロリと行けてしまった。

期待値を上げ過ぎてしまっていたが、普通に美味しかった。

朝の時間帯はお得なキジ丼というのが目玉のようで、次はそれを頼もうと思う。

特鰻重はいつか大勝した時のご褒美としてとっておくことにしよう。

東京競馬場指定席に向かう

さて、鰻重は美味しかったにで満足なのだが、ご飯の量が控えめだったこともあり、腹具合は7分目といったところだ。

一旦予約した席に着席する。

東京競馬場観戦席より

さすが東京競馬場の6階席は開放感がハンパない。屋外だが寒くなく、ちょうどいい気温だ。

何か買ってきてここで食べよう。

東京競馬場ワールドグルメフェス

内馬場のイベントスペースでワールドグルメフェスをやっているらしい。

指定席からは少し遠いが地下道から内馬場へ向かう。

東京競馬場ワールドグルメフェス
東京競馬場ワールドグルメフェス

昼食の少し前の時間ではあるが、イベントスペースは人で賑わっていた。人気のお店は行列ができている。

ワールドグルメフェス タコス

ピンと来たタコスを買って帰ることにする。

注文すると店主が手際よく作ってくれた。タコス650円。

東京競馬場 タコス

結構ボリュームがあり、挽肉の存在感がすごい。普通に美味しいタコスだった。

お腹も満たされて満足だ。

しばらくは指定席でゆっくりしよう。

東京競馬場 耕一路 ソフトクリーム

あまり大金はかけていないものの、全く当たらないので、じわりじわりとお金が減っていく。

悶々とした時間が続く。

そうだ、こんな時はソフトクリームを食べよう。

私が世界一美味しいと思うソフトクリームが、ここ東京競馬場にある。耕一路のソフトクリームだ。

口溶けが爽やかでいて濃厚。とてもバランスの取れたソフトクリームなのだ。

耕一路のソフトクリームは夏に食べるのが最強なのだが、もちろん秋や冬に食べても美味しい。

日曜日の終わりの時間帯には売り切れてしまうほどの人気商品なのだ。

土曜日なので遅い時間でも購入できるだろう。そう思い耕一路まで足を運ぶ。

やはり耕一路の脇には長い行列ができていた。

空いている土曜日といっても、耕一路のモカソフトは大人気。

隣のふくみつのソフトクリームも相当美味しいのだが、耕一路の行列に並ぶことにした。

モカソフトやコーヒーフロート注文ばかりなので、行列ができていても回転は速い。5分くらいでレジに辿り着いた。

もちろんモカソフトを注文。

手際よくソフトクリームが作られる。

耕一路 ソフトクリーム


受け取ってペロリ。うむ、やはり美味い。

あっという間平らげた。

その後はレースに熱中し過ぎてしまい、気がついたら最終レースだった。

東京競馬場 最終レース終了後
東京競馬場 閉場前

金銭的にはそれなりにやられてしまったが、美味しいものを食べることができただけに、充実感があり、満足度は高かった。

あとがき

コロナ禍の対応が終わったおかげで、以前と同じように、指定席だと隣りに、知らない人が座ってくる。

以前は隣に人が来ないように間引いて席も売っていたんだが。

知らない人がむしゃむしゃ何か食べているような状況は流石に抵抗がある。

譲り合いの精神が大切なのは無論であるが、コンセントも自然と取り合いになってしまう。

コロナがもう少し落ち着くまでは間引いておいて欲しかった。

ウェルカムキャンペーン ネックウォーマー

馬券は散々だったが、ウェルカムキャンペーンでc賞が当たり、ネックウォーマーをもらった。素直に嬉しい。

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ゲームのこと 思うこと

ゼルダ無双について思うこと

 ゼルダ無双厄災の黙示録を購入して、しばらくプレイしたので、感想を述べたい。ちなみに10時間くらいプレイをして、第4章まで進んでいる。毎日ゆっくり1〜2時間プレイをしているので、進み方としては遅い方だろう。

前作との違いについて

 本作ゼルダ無双は、前作のゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの続編的な扱いであるが、そもそものゲームのジャンルが違う。前作のゼルダの伝説ブレスオブワイルド(以下BOW)はオープンワールドの世界を駆け回るアクションアドベンチャーだったのに対し、ゼルダ無双は、タイトルの通り、『無双』ゲームである。

 前作のBOWは非常に自由なゲーム性であった。しかし、無双ゲーとなった今作、BOWを熱中してプレイしたことのある人は戸惑う場面が多いように思う。

 まず、ジャンルが違うので仕方のないことだが、山を登ったり、海を泳いで遠くまで旅をする、といったBOWの魅力であった自由な世界観はもちろんない。ステージごとに箱庭のようなエリアにぶち込まれ、密集した敵をなぎ倒す、そういったゲーム性になっている。

ゼルダ無双のいい点

 BOWが名作だっただけに、レビュー等では辛辣な感想が多い。しかし、ゼルダ無双にだって良い点はたくさんあるので、個人的な主観でいくつか挙げていきたい。

操作が簡単

 操作が比較的簡単なので、少しプレイしただけで、サクサク敵を倒していける。前作のBOWでは操作に慣れるまで、大変だった。今作のゼルダ無双に関しては、よく言えば操作が簡単、悪く言えば連打ゲー、となっている。

 操作が簡単だから、ゲームの難易度も簡単なのかと言ったらそうでもなく、程よい難易度となっている。連打ゲーなのだが、ただ連打するだけではボスを倒せない、絶妙な難易度と成っている。

2人プレイが楽しい

 今作ゼルダ無双は2人プレイが可能となっている。協力してプレイすることで、物凄いスピードで敵が倒せる。味方コンピューターの攻撃は、敵に対してとても優しい攻撃なので、人間の操作になっただけで物凄い火力が上がる。

 良い意味で連打ゲーなので、2人プレイなら小さいお子さんでも楽しくプレイできる。筆者も6歳の息子と2人プレイをしているが、息子が適当に連打するだけでも十分な火力になっている。

ストーリームービーが多い

 前作のBOWの100年前の話となっている今回のゼルダ無双。BOWにつながるストーリーが展開されるので、前作BOWをプレイしていた人にはたまらない。要所要所にムービーが流れるので、ムービーを見ているだけでも楽しい。

 展開のネタバレを見てしまったが、BOWの世界に完全に繋がるわけではないらしい。BOWの世界につながるのであれば、それはバッドエンドなわけで、どうやらそうはならない様だ。未来からきたトランクス的なノリのようだ。

ゼルダ無双の悪い点

 ゼルダ無双の良い点を挙げたからには、いくつか悪い点も挙げておく。

無双ゲーだ

 これを言ってしまえば元も子もないのだが、前作のBOWから今作のゼルダ無双になり、なんか違う感を抱いた方は多いと思う。筆者も広大なオープンワールドを駆け巡ってこそのゼル伝、という意識があっただけに、狭い箱庭にぶち込まれな窮屈な感じには違和感を覚えた。

 無双ゲーはPS2の初代三國無双以来だと思う。無双ゲーというジャンルはとても面白いと思うが、前作のBOWの看板を背負っていただけに、その差に戸惑うのは仕方ない。

ボス達が硬い

 雑魚と強敵の区別がしっかりされているので、雑魚的は幾らいても問題ないのだが、中ボス等の強敵になると、雑魚がバタバタ死んでくような攻撃をいくら当てても体力が減らない。

 ボスを倒すには、ただ殴るだけではダメで、アイテムを使って動きを止めたり、寸前で敵の攻撃を避けてラッシュ攻撃を行ったり、ウィークゲージを減らしてスマッシュ攻撃をして大ダメージを与える等して倒していく。

 この辺のバランスがとても良いので、単純な連打ゲーにならないのは良いと思った。しかし、雑魚をなぎ倒す通常攻撃が蚊ほども効かないので、その辺がどうか。

ロードが長い

 うちのニンテンドースイッチがおかしいのかもしれないが、ステージを選んだ後のロード画面がストレスを感じるくらいに長い。データダウンロード版だとそこまでではないのかもしれない。

まとめ

 前作BOWの続編ということで、期待値がものすごく高かったため、がっかりするポイントも少し気になってしまったが、ゼルダ無双自体はとても面白いゲームだと思う。

 フレームレートの問題も批評には多いが、筆者はあまり気にならなかった。敵が多いところだと多少画面がカクツクが、そこまで気にならない。

 クリアまでコツコツと頑張ろうと思う。

 また、ゼルダ無双をプレイしてみて、改めてブレスオブワイルドの凄さを感じた。同じようなオープンワールドの続編を期待している。