感動するラーメン 立川 つばさ家
なかなか緊急事態宣言が明けないなか、日々の鬱憤を晴らす機会がない。ストレスの発散方法が、自然と食に向かい、ラーメンの消費量がとんでもないことになっている。中性脂肪がやばい。
そんな中でも足繁く通ってしまう名店がこちら。立川のつばさ家である。
家系ラーメンの名店である。立川北口から徒歩5分くらいの場所にある。ビックカメラの裏の通り、フロム中部の真裏に構えている。
以前はもう少し昭和記念公園寄りの場所にあったのだが、最近こちらの場所に移転された。
表通りから一本入った細い通りにあり、少し分かりづらい場所にある。
こじんまりとした佇まいで、中のカウンター席もあまり多くない。このコロナ禍のため、大行列とはいかないまでも、カウンター席はいつも混雑している印象がある。
今回は開店直後だったこともあり、カウンター席はいっぱいで、外のテーブル席に座らせていただいた。
この日はあまり寒くなく、外の席がちょうどよかった。それぞれの席にお茶が用意されているのだが、このお茶がとても美味しかった。家系ラーメンは麺が太いので、麺が茹で上がるまで少し時間はかかる。
今回はノーマルなラーメンを注文した。もちろん家系ラーメンなので、味の濃さ、麺の硬さ等を自分好みにオーダーできる。
690円という値段にも驚きだ。
具はチャーシュー、海苔、ほうれん草とシンプル。チャーシューがしっかりしていて美味しい。チャーシュー麺やトッピングチャーシューを注文した際には特製の低温調理チャーシューに変更も可能。
もちろん家系ラーメンなので、ニンニク等の卓上トッピングも用意されている。
生姜がおろし生姜というのがとてもいい。生姜がスープに混ざると、爽やかな味になるのだ。こってりとしたスープにとても合う。刻み生姜ももちろん美味しいのだが、おろし生姜も断然アリだと思う。
味はというと、混じりっけなしの王道の家系ラーメン。深い旨味のある醤油味で、背脂はたっぷり入っているが、全く臭みはない。
おろし生姜のおかげで、あっという間に平らげてしまった。
いつ行っても混雑している印象。さすがみんな味がわかっている。洗練された家系ラーメンを食べたくなったら、つばさ家に決まりだ。