伊東温泉競輪場に行ってきた話
ふと思い立って、伊東温泉競輪場に行ってきた。コロナ禍のなかあまり堂々とは言えない話なのかもしれないが、行きたかったのだから仕方がない。感染症対策をしっかりとしたうえで、電車に揺られて静岡へ向かった。
伊東温泉競輪場の最寄駅が伊豆急行南伊東駅だ。伊東駅から伊東温泉競輪場までバスも出ているようだったが、天気も良かったので最寄りの南伊東駅から歩くこととした。
山に囲まれているが、海も近く、気持ちのいい潮風を感じることができる。
すぐそこが海になっているので、開放感が半端ない。
南伊東駅から伊東温泉競輪場まで徒歩10分くらいだろうか。非常に気持ちよく歩くことができた。伊東温泉競輪場の手前にローソンがあるので、何か買っていくといいだろう。
川を渡って坂を登ると伊東温泉競輪場の入り口が現れる。
平日だったが駐車場は満車だった。車で来場する人が多いのだろう。
伊東温泉競輪場の入り口にある桜は満開であった。
入り口では検温、手指消毒が当然行われている。入場料は本場開催でも無料だ。入り口でも車券の購入、払い戻しを行なっていた。
小高い丘の上にあるので、場内の所々で絶景を拝むことができる。
伊東温泉競輪場はそこまで広くはないが、投票所も分散されており、密を避けて観戦できる印象だ。メインスタンドの投票所が一番賑やかだった。
賑やかといっても写真のような混雑具合で、非常に快適。
第一投票所の近くには、軽食等の食べ物を売っている売店がいくつかある。
アジフライと味付けタコを購入してみた。アジフライはどの公営ギャンブル場にもあり、間違いない一品。こちらのアジフライもサクサクで美味しかった。味付けタコというものは初めて見かけたのだが、さすが伊東温泉とならではと言ったところか。お酢のようなタレで味付けされており、タコの弾力もすごく、とても美味しかった。
今はどこのギャンブル場にも設置してある、ベビールームも完備されている。
子供が遊ぶことができる遊具も完備されている。どこかシュールな光景だ。
屋外にも売店があり、ビール等の類も売っているようだった。
ニコニコ動画ので、レース予想が配信されていた。現地ではあまり参考にされていないのか、モニター前に人はいなかった。
神様も祀られている。車券を購入する前に手を合わせるといいだろう。
伊東温泉競輪場の奥の方にある売店も、昔は賑わっていたのだろう。奥の方の売店はシャッターが閉まっていた。
スタンド脇の休憩所は割と賑わっていた。無料のお茶や水を飲むこともできる。
伊東温泉競輪場のバンクからも絶景が拝める。他の競輪場では味わうことのできない開放感だ。
人も多くないので、コーナー脇の柵で観戦することもできたのだが、そんなことをしてる人は全くいなかったので、遠くから観戦するだけに留めておいた。
やはり競輪は生に限る。至近距離で繰り広げられる駆け引きがたまらない。
やはりメインスタンドからが一番レースを観やすいので、スタンドで観戦している人が多かった。
一方車券の調子はというと…ちょろちょろ買って的中はするものの、当たってマイナスのトリガミ…まあ、当たったからよしとする!
最終レースまでいてもよかったのだが、伊東温泉競輪場をお腹いっぱい堪能した気がしたので、ぶらぶら散策しながら帰ることにした。
レースの実況でも桜が満開というアナウンスがされており、見事に満開だった。桜を見ながら入り口の券売機で車券の払い戻しを行う。ハズレの車券は記念として、良いお土産になった。
伊東駅まで歩くことにした。伊東温泉競輪場から徒歩で30分くらいかかる。途中無料の足湯や定食屋に寄って昼食を取ったりして1時間くらいかけて伊東駅まで歩いた。
さすが伊東温泉。道中適当に入った定食屋の刺身も美味い。あら汁がとても美味しかった。
伊東駅に着いたものの電車がなく、30分以上待つことに…お土産屋を覗いたり、海岸まで歩いて時間を潰した。海岸まですぐだったので、殆どの時間を海岸でボーッとして過ごした。
伊東温泉競輪場は、日々の喧騒を忘れるには最高の場所であった。車券が当たらなくても気持ちがいい、こんな競輪場他には知らない。